
ノルウェージャンフォレストをご存知でしょうか?
「森の妖精」とも呼ばれ、ふさふさの豪華な被毛とアーモンドアイが高貴な印象のノルウェージャンフォレストキャット。
一見すると気位が高そうなんですけど、性格は穏やかでフレンドリーな甘えん坊です。
北欧でノルウェージャンフォレストキャットは、「神様が持ち上げられないでした猫」と言い伝えられていまして、そうした大きな体も魅力のひとつです。
そんな神秘的なノルウェージャンフォレストの魅力をご説明していきたいと思います。
今回の記事はこんな人にオススメ
- ノルウェージャンフォレストキャットのことをもっと知りたい!
- ノルウェージャンフォレストキャットがかわいい♪
- ノルウェージャンフォレストキャットの病気って何にかかりやすいの?
ノルウェージャンフォレストキャットの性格や特徴について
ノルウェーでは "Skogkatter "スコグカッテルや "Skaukatter "スコウカッテルと呼ばれる存在として知られています。
また、「skog」と「skau」はノルウェーの方言の違いくらいで、、どちらも「森」になぞらえた言葉であります。
さらに、この猫をよく知っている人には「ノルウェーの森の猫」という意味の「NorskSkogkatt」と言います。
原産地の寒冷地に自然と馴染んできた古い種類の猫になります。
「メインクーンと長毛種の猫の先祖である」「人がトルコから運んできたターキッシュアンゴラと地元のショートヘアーの交配により誕生した」等の説があげられます。
そんな、ノルウェージャンフォレストキャットの性格や特徴について解説していきたいと思います。
ノルウェージャンフォレストキャットの性格
ノルウェージャンフォレストは温和で、優しく根気強くスマートで、人や他の猫とのコミュニケーションが好きな性格をしています。
長毛猫にしては活発で、特に若い猫の段階で遊びが大好きで、とても活発的です。
成猫になっても屋外の木登りが好きで、部屋のキャットタワーの一番上の面を独占したいと思っています。
ノルウェージャンフォレストキャットの特徴
ノルウェージャンフォレストキャットはある程度大型で、前足よりも後ろ足が長い背の高い体質で全体的にシャープで力強い印象です。
頭部は三角形で鼻筋はまっすぐ、顎は太く、体格は肉付きがしっかりしています。
長いしっぽは先の方に向かって細くなっています。
カバーヘアは皮脂に覆われて水分と脂肪にはじくために、非常にゴージャスな長毛のダブルコートで覆われています。
体重は、成猫のオスは4.5~7.0kg前後、メスは3.5~5.5kgになります。
盛んに行われた過程から、すべてのラインがやや細く、ノルウェージャンフォレストキャットは、アメリカでの繁殖もされていて、アメリカ系と、しっかりとした体格のヨーロッパ系の二つの系統があります。
ノルウェージャンフォレストキャットの毛色
ノルウェージャンフォレストキャットはユニカラーで、ブラウン、シルバー、ブルー、レッド、クリームとこれらの色の濃淡があり、黒、青、白、タビーがあります。
さらに、白とのバイカラーテイストと様々な色があります。
ノルウェージャンフォレストキャットの歴史
北欧神話に登場する女神フレイアが乗るソリを引いたという伝説があるため、北欧ではノルウェージャンフォレストキャットが広く知られています。
4,000年前にさかのぼっても伝承されており、その話もありますが、諸説あります。
祖先が南欧に住み着いた短毛の猫のスコーガットだったという意見や、11世紀頃にはトルコからバイキングが行くのに連れて行った猫という意見があります。
北限のヨーロッパ一国だったノルウェーを冬の寒さの厳しい国に設定し、この地で生き残ることを前提とした猫たちだけが生き残り、残った猫たちの中で選択交配を繰り返し、長毛のやや大型の猫になっています。
長い歴史の中で人間の生活に近づき、農場でのネズミ駆除のために飼育されることが多かったようです。
1930年代になると、ノルウェーの愛猫家が国に代わって猫としてskogkatt(ノルウェージャンフォレストキャットの前身)を保護し、育成を開始しました。
しかし、第二次世界大戦が始まると育成が停止したと言われ、スコーガットは絶滅の危機に追い込まれました。
1975年には、ノルウェージャンフォレストキャット(ノルウェー語でNorskSkogkattring)の最初の猫種クラブが設立され、本格的な繁殖と保存が再開されたほか、1977年にはヨーロッパの猫種登録機関に品種として登録させられることになりました。
ノルウェージャンフォレストキャットのマルチプライヤーは、猫種の固定化のために個体数の維持に力を入れました。
その目的は、近親交配に頼らずに猫種を維持できるように、大きな遺伝子プールを構築することでした。
ノルウェージャンフォレストキャットの飼い方
サイズは大型の長毛猫なので、ノルウェージャンフォレストキャットは、成熟猫として仕上げるまでに約3年かかります。
しっかりとした体格とと筋肉、素晴らしい被毛を作るために高品質の食事を意識しましょう。
成猫になれば比較的おとなしくなりますが、若い猫の場合はよく運動が大好きで遊びます。
上下運動を好むので、一つでキャットタワーを用意しておかないと家具や本棚の上部に立ち上がることがありますので、落下事故が起きないように片付けてあげましょう。
普段のヘアブラシのお手入れは、1日1回行いましょう。抜け毛を取り除いて、肌と一緒に風通しを良くしましょう。
ノルウェージャンフォレストキャットの被毛は、防寒防水のため皮脂に薄く覆われています。
シャンプーをしないと皮脂汚れで黒くなってしまい、時間が経つと抜けにくくなってしまいます。また、様々な雑菌の温床となり、皮膚炎を起こすことも含まれています。
上記は、寒冷地以外の場所でも月に一度は髪をシャンプーします。
比較的汚くなりにくい子猫のうちは毛をシャンプーしないとお腹が膨れてしまいがちですが、始めたばかりの頃は嫌がることも多いですし、成熟した猫には安定したケアが必要でした。
子猫から若い猫のシャンプーやブラッシング、耳や歯のケアなどのグルーミングの練習が必要です。
ノルウェージャンフォレストキャットの病気について
ノルウェージャンフォレストキャットは、いくつかの遺伝性疾患を持つ、純血種で比較的良いを持っている猫種です。
疾患には心臓病による糖尿病や肥大型心筋症と呼ばれるものがあります。
太りっぽい傾向があって、肥満が心臓や関節に負担をかけていると言われているので、食事や間食の与えすぎには注意が不可欠です。
ノルウェージャンフォレストキャットは皮膚病や毛玉症状を引き起こすため、ブラッシングで抜け毛を増やさないようにするには注意が必要です。
ノルウェージャンフォレストキャットの性格や特徴!病気について解説のまとめ
ノルウェージャンフォレストキャットについてはいかがだったでしょうか?
森の妖精と言われるように、その外見はとても綺麗で一緒にいると癒されます。
ただ、まだ幼いうちはやんちゃな部分もありますので、その点も踏まえて一緒に楽しめる生活がおくれるといいですね。
この記事の内容が、ノルウェージャンフォレストキャットとノルウェージャンフォレストキャットが大好きな人のお役に立てれば何よりだと思っております。
最後まで記事をお読みいただき誠にありがとうございます。
ノルウェージャンフォレストちゃん…かわいい… pic.twitter.com/EZTmOqZzgF
— りんね🍓 (@r1nne_wx02) January 18, 2017