
ブリティシュショートヘアをご存知でしょうか?
ブリティッシュショートヘアは、堂々として貫禄のある印象をもたらす猫です。
最大の特徴はその独特の密度の高い被毛です。
短く密集したダブルコートの被毛は、まるでビロードや高級絨毯みたいに、手で触れるとちゃんととした弾力を感じます。
小柄ながら、がっしりした体型で、丸く大きな頭部、幅広くて厚い胸、短めの首、短く力強い脚をもちましているのです。
丸みを帯びた見た目から、テディベアにみようかな猫ともいわれています。
そんな愛らしいブリティシュショートヘアを今回は紹介したいと思います。
ブリティッシュショートヘアーの飼い方や特徴を解説
ブリティッシュショートヘア(British Short hair)は、イギリスに起源を持つ猫の品種です。
自然発生した猫種で、イギリスの土地を源を持ち猫種の中では最も古い存在です。
「イギリス=ブリディッシュ」
そしてこの品種のブルー〔灰色〕の毛色はブリティッシュショートヘアの「永遠の傑作」とも言い伝えられ、「ブリティッシュブルー」の呼び名がつくことがあるのです。
そんなブリディッシュショートヘアの性格や寿命について解説していきたいと思います。
ブリティッシュショートヘアの性格
ブリティッシュショートヘアは子猫の頃から若猫の頃までの甘えん坊のようですが、自立心は基本的に強く、腕を掴まれたり、撫でられたりするのを嫌います。
まさに猫らしく、プライドが高く、頭もいいです。
人の膝の上に乗るよりも、ソファの中で縦長に寝そべっているのがお気に入りの猫です。
お世話係は一匹からでも落ち着いて作られています。
ブリティッシュショートヘアの特徴
ブリティッシュショートヘアは、胸板は太く、脚はしっかりしていてやや短めで、内側の長さの尻尾がある中型のカラヤや大型のセミコビーです。
頭部は丸く、頬も目も丸く、鼻は短めです。
体重は4~7kg前後が平均的ですが、完熟猫になるまで3年はかかると言われるほどしっかりした体格をしています。
ブリティッシュショートヘアの毛色
ブリティッシュショートヘア特有のグレーは「ブリティッシュブルー」と呼ばれるほど代表的な色ですが、異種交配の過程で様々なヘアカラーとの交配したため、どの色も展開しています。
ブリティッシュショートヘアの歴史
ブリティッシュショートヘアは、イギリス原産の猫の中では最も古い猫種の一つとされています。
イギリスではローマ帝国の奇襲の際に一緒にいた猫がいるとされ、エジプト由来のショートヘアの猫と言われていました。
イギリスに入ってから1世紀近くの間に、見た目は全く変わらないまま広まり、19世紀には中ごろに入りネズミ捕りにおきまして優れた個体を選択して繁殖させていたことから、改良が始まりました。
その頃からペルシャをはじめとする長毛種の猫との交配も行われ、長毛種も誕生しました。
第一次世界大戦前は、どちらかというとロングヘアタイプに注目が集まりました。
長毛種はペルシャの改良型にと、イギリスの短毛種の選択繁殖に分けられ、そこから交配に短毛種が使われるようになりました。
しかし、ペルシャとの交配には原産国イギリスの猫種登録団体であるBCFFが反対しました。
そのため、ペルシャとの交配が認められるのは第一次世界大戦後の第三世代(孫)以降となり、ブリティッシュショートヘアとの交配が認められるようになったため、人口が激減することになります。
第二次世界大戦の時代には、各家庭の食糧難から猫の繁殖が困難になり、種類の存続の危機にさせられるほど減少してしまいました。
そのため、繁殖の人と、ロシアンブルーキャット、在来の短毛猫、ペルシャと交配相手が混同されるようになりました。
戦後になって1979年にキャットショーに参加するようになったら人気が高まりましたが、ショートヘアと名付けられながら時々生まれているロングヘアのために、品種の確立には手間取ったようです。。
さらに、ブリティッシュロングヘアやブリタニカと呼ばれ、ロングヘアタイプは一定の人気を得て、2009年からはキャットショーに別の種類として参加しています。
ブリティッシュショートヘアは1620年代にアメリカへの移民の際に、メイフラワー号に乗ったと言われており、アメリカンショートヘアの基本と考えられています。
その姿は良く、彼らもそうですが、ブリティッシュショートヘアの中にはフレンドリーなアメリカンショートヘアとは似て非なるものがあります。
この気質と凛とした物腰から、イギリスでは「猫界のウィンストン・チャーチル」と呼ばれることもあります。
また、ルイス・キャロルの童話「不思議の国のアリス」に出てくるチェシャ猫は、ブリティッシュショートヘアがモデルとされています。
ブリティッシュショートヘアの飼い方について
ブリティッシュショートヘアとしては、ラッターハンターの気性で元気で、動くおもちゃでよく遊んでいます。
しかし、中年以降は大人しくなります。
太りやすい体質なので老後に運動させるためには工夫が必要です。
ブリティッシュショートヘアはショートヘアのダブルコートでお手入れが難しいわけではありませんが、子猫の頃からシャンプーやグルーミングを調整しないと、成猫になりましてから拒否されて大変になってきます。
お客様を含めた見知らぬ相手はとても苦手で、無理に触らないようにしましょう。
ブリティッシュショートヘアの平均寿命
ブリティッシュショートヘアの平均寿命は「14歳~17歳」になります。
一般的な猫の平均寿命は「15歳」とされていますので、それよりも少し長めです。飼い主さんが食事や体調管理で、十分に長生きできることが可能です。
ブリティッシュショートヘアの気を付けたい病気
ブリティッシュショートヘアでは、全体の半分よりもほとんどがB型の血液型であることが知られています。
猫の血液型は、A型が多数を占めるので、治療のために非常に珍しく輸血が必要な妊娠、出産時にはが完全にというブリティッシュショートヘアはB型なので注意が必要です。
血液型の違う相手との輸血に比べて抗体のショックが最も大きく、血液型の違う輸血との手術による輸血のショックで猫が死んでしまうこともあります。
さらに、子猫の血液型が母猫と違う場合、生まれた直後に死んでしまうとなりましたり、生まれた直後に死んでしまうことも含まれています。
しかし、すべてのブリティッシュショートヘアはB型ではない場合もあります。
念のため一度動物病院で血液型の判定を受けてた方いいです。
ブリティッシュショートヘアは非常に古くから存在する猫種のため、頑健で遺伝性疾患も多くはないとされますが、中高齢になると肥大型心筋症が起こりやすいとされます。
進行を抑えて健康を維持しやすくするために、一生のお薬になることが多いようです。
最近元気がないなと考えたら、年齢のせいと決めつけずに動物病院を受診しましょう。
ブリティッシュショートヘアの性格や寿命についてのまとめ
ブリティッシュショートヘアについていかがだったでしょうか?
特に毛並みを綺麗に手入れをするとぬいぐるみみたいに可愛らしいブリティッシュショートヘアになりますね。
性格はとてもプライドが高くあまたが良いので、とてもイギリスのブリティッシュにふさわしいフォーマルな猫種ですね。
是非、一緒にいる時間を楽しまれてください。
この記事の内容が、ブリティッシュショートヘアっとブリティッシュショートヘアが大好きな人のお役に立てれば何よりだと思っております。
最後まで記事をお読みいただき誠にありがとうございます。
ウチはノルとアメリカンカールだけど、ブリティッシュショートヘアもかわいいんですよ🎵
写真は親戚の家のブリ😸#猫 #猫画像 #ブリティッシュショートヘア #猫好きさんと繋がりたい pic.twitter.com/F56lHS5tAk— ふろーと@あるみえるーむ (@floatdt) May 4, 2020