
仲がよかった2匹の猫。
でも、片方が一度行方不明になり、戻ってきたら険悪に。
もう仲良くなれないのかなぁ・・・
と思っている方に、そんな時の猫ちゃんの気持ちを解説していきたいと思います。
ニオイが以前と異なると仲間だという認識ができないのです。
猫にかぎらずすべての動物は、仲間を顔で覚えません。
ニオイで覚えます。
行方不明になった猫が帰ってきたとき、昔とは違う二オイがしたはずなのです。
そこは「見知らぬ猫のニオイ」つまり 「侵入者のニオイ」です。
全くの別猫だと思っているのです。
だから仲が悪くなっていたんです。
時間をかければ、また新しい関係を作っていくと思います。
新たな関係とは、 昔の仲間だということを思い出すのでではなく、ぜんぜん新たな仲間としての関係を築きます。
ただし、飼い主が手助けをするだけで昔の仲間だったことを思い出す方法もあります。
昔一緒に寝ていたタオルのニオイを猫につけてしまうという方法です。
まず猫の体をお湯などでよく拭き、そのあとでそれらの毛布やタオルで体を拭きます。
そう実践して、そのニオイを体にしっかりとつけます。
「知っているニオイ」がしはじめれば、驚くほど仲よくなります。
「病院に入院させてみたら、退院後、ほかの猫から攻撃を受けるようとなった」という話もよく聞くのですけど、こちらもほとんど同じ理由です。
病院にいる間に「知らないニオイ」がついてしまったからです。
視覚より喫覚で生きている動物に応はよくあることなのです。
飼い主さんがゆったりとした気分で接することを心がけて
ほかの猫と仲よく暮らした経験のある猫は、どういうな猫とも仲よく暮らす能力をもっています。
とりあえずに仲が悪くなることはあったとしましても、基礎的に、仲間意識、をもっていて共同生活が見出来るのです。
仲が良くならないでしたかといって部屋を分けたりするのではなく、 猫どうしにまかせてください。
大切なのは、 飼い主がゆったりとした気分でいることです。
飼い主が神経質になると、 その気分が猫に伝わり、修復出来るものもできなくな ってしまいます。
ゆったりとかまえて、大きな気持ちで見守ること、 それが大切です。
猫は嗅覚で相手を見分けている。
猫にニオイをスンスン嗅がれたことはありませんか?
そのとき、猫はあなたの情報をリサーチ中!
猫は嗅覚で、見知った相手かどうかを見分けているのです。
猫は、優れた嗅覚で多くの情報をリサーチする!
猫の喫覚の鋭さは、人間の10倍ともいわれ、喫覚で様々なものを判断しているのです。
猫どうしが鼻を突き合わせてあいさつをしているのは、その猫がはじめとして出会う猫なのか、以前にも会ったことがある(嘆いだことがある)のかを嘆ぎ分けています。
また、知っている猫であれば、その猫に新しくついたニオイ(食品や触れたものなど)も同時にチェックしています。
鼻と鼻をコッツンすることが、そうした意味があげられます。
喫覚に優秀な猫ですけど、視力は人間ほどよくないです。
目で見ただけでしたのでは相手をよく認識することの方ができませんため、嘆ぐことでより多くの情報をリサーチしていますのです。
人が指を差しだすと、 猫がコツンと鼻をくっつけますが、こちらも猫の習性の表れ。
鼻みたいにちょこんと出っぱったものに対しては、本能的に鼻をくっつけてニオイを嘆いでしまうのです。
猫どうしの仲直りする方法!
動物がなぜそのような行動をとるのか様々な角度から研究し、その見地からペットの問題行動を治療する「行動治療」。
行動治療で行う「猫同士の仲直り」の方法を紹介します!
まず最初は!仲の悪さを見極める!
まずは猫どうしの仲の悪さを見極めます。
お互い離れて近づかないとか、 ときどきケンカをできるくらいであれば、無理に仲よくさせる必要はないです。
完全にお互いを無視する関係の場合もあるが、猫どうしルールを作って折り合いをつけて暮らしていますので、猫にまかせましょう。
行動治療を取り入れるのは、傷を負うほどの激しいケンカをくり返す場合に限られます。
次は、しばらく別々の部屋にすること!
しばらく別々の部屋に長い期間、絶え間なくケンカするほど仲が悪い場合、とりあえずに両者を引き離します。
お互いのいやな記憶が薄れるまで、別々の部屋で暮らします。
引き離す期間はケースバイケース。
必ず行動治療の専門家と相談していながら進めます。
タイミングを見て、再び会わせる!
お互いの記憶がなくなったころを見計らい、まずはケージ越しに再会させ、段階を追って、距離を縮めます。
以前みたいに激しいケンカはせず、穏やかに暮らすようになるかもしれません。
ただし、成功率は 100%ではないです。
まとめ
猫ちゃんは人と違って、見た目で判断できません。
そのかわりに、ニオイで個性を判断するのです。
ですので、安易に外へ連れていって、以前とまるで違うニオイがしたら、お互いにとって険悪なムードになってしまいます。
対処法はいっぱいありますが、できるだけ自然のまま仲良くいれるように、猫ちゃんに少しでいいので気を配ってあげましょう!