
猫と人が快適に暮らすには、お互いに信頼関係を築くことが大切です。
甘えん坊な猫も、ひとりでゆっくりやりたいときもあるのです。
そうしたときにかまうと、嫌がられることもあります。
人間同士のおつき合いと同じく、猫ともいい距離感を保つことが大切です。
それには最初に、 猫が苦手なことや嫌がることを知りましょう。
そして、「猫が嫌がることをしない」のが、猫に好かれる早道になります。
それでは、早速猫ちゃんに好かれるための方法について解説していきたいと思います。
猫ちゃんにこんな行為はNGです!
それでは早速、猫ちゃんの嫌が行為を説明していきたいと思います。
ずっとさわる
もともと、 猫は身体をさわられるのが好きではありません。
特に、鳴き声やしっぽの動きなどで、不快だとアピールしてるときには、ずっとさわらないようにしましょう。
大きな声や音を立てる
猫は聴覚が発達していて、音に敏感。
突然大きな声や音がすると、警戒しましたりびっくりしてしまうので、騒音には気をつけましょう。
急ですばやい動きをする
周囲のものが、急に動いたりすばやい動きを見せるのも苦手。
われを襲う敵かもですと思って、身の危険を感じるのでしょう。
相手にしない
猫が態度や鳴き声でアピールしてきたときには、何か要求があるみたいな。
そんなときは、必ず声をかけましょう。
そのようなやりとりをくり返すことで、信頼関係が築かれます。
物を投げる、棒状のものを振り回す
猫は、攻撃的な動きをするものを恐れます。
おびえさせるためな動きは、猫の前ではしないようにしましょう。
猫ちゃんにとって飼い主とは!?
すべての猫ちゃんは、飼い主は親に近い存在です。
自分を守って食品を与えてもらえるからです。
また、猫によっては、心を許せる同居人とか友人と感じているかもしれません。
犬のように飼い主を 「ご主人さま」とは思わないみたいですね。
猫ちゃんとの上手なコミュニケーション♪
それでは猫ちゃんと上手なコミュニケーションをとるために、猫ちゃんの行動をいろんな角度から解説してきたいと思います!
飼い主の涙をなめるのは、共感しているから?
結論としては
「涙をなめるといいことがあることから」
です。
以前、グルーミングのつもりで飼い主の涙をなめたときに、ご褒美(ほめられる、なでられるなど)があったのではないでしょうか。
共感したのでではなく、 飼い主の涙をなめるといいことがある、ということを学習したと思われます。
「腰ポンポン」はしてもOK?
基本的に大丈夫です。
「腰ポンポン」マッサージをすると猫がおしりを持ち上げますが、そこはしっぽの臭腺を高く上げて、においを確認し合う行為です。
発情中にすると性的な刺激になってきますが、それ以外のときで猫が喜ぶならしてあげて大丈夫です。
ネズミや虫を持ってくるのはお礼?
その答えは、好きな人に見せたくなったのです。
飼い主へのお礼というよりは、 好意を持ってる人に見てほしいのです。
「ほらほら、見て!」といった、子供のような気持ちです。
猫が生き物を狩るのは本能だから、獲ってきたものを自慢したいですし、好意を抱いていない相手に、わざわざ自分の獲物をアピールをする必要はないので、獲物を取ってきても叱ったりしないでくださいね。
ケンカをしてると、間に入ってくるのはなぜ?
その答えは鳴けばケンカがおさまると学習したため。
ふだんと違う不穏な空気を感じとり不安で鳴いたところ、 ケンカがおさまって平穏な状態が戻られた、 という経験をしてしまったのでしょう。
自分が鳴くことでよい結果が得られるとわかると、同じ状況でまた鳴くようになるのでしょう。
飼い主の体に額を押しつけて眠るのはなぜ?
それは、安心して眠れるからです。
猫は飼い主が母猫にみようかな存在なので、成猫になってからも、 飼い主に体の一部をくっつけちゃっていると安心出来るのです。
飼い主の体の一部に、手をかけて眠る猫もいます。
猫ちゃんが飼い主に見せる「好きな💖サイン」10選
① ひざに乗ってくる。
猫がひざに乗るのは、 その人が嫌なことをしない安心できる存在だと信頼し、甘えたいのです。
② いっしょに寝る。
寒い季節によく見られます。安心できる相手にくっついて、 甘えながらぬくぬくと眠りたいのですね。
③ 顔をなめてくる。
猫同士が毛づくろいをするのと同じで、大好きな飼い主に対する愛情表現です。
④ あとをついてくる、つきまとう。
ストーカーのように相手の一挙一動を見張っている猫も。相手を母親のように、特別な存在と感じているのです。
⑤ 頭突きをする。
頭突きは、頬にある臭腺からのにおいをつけて、マーキングするための行為。愛情表現のひとつで、相手を「自分のもの」と示しているのです。
⑥ 自由にさわらせる。
猫は基礎的に、体や顔をさわられることを好みません。しかし、 母親のように考えて心を許した飼い主なら、どこをさわってもまずふてくさせられることはないでしょう。
⑦ 目を見てゆっくりまばたきをする。
猫が目を合わせるのは、普通は敵にケンカを売るとき。目を合わせてのんびりまばたきするのは、相手に愛情を感じ、安心感を持っている事実内容です。
⑧ ふみふみマッサージをしてくる。
猫がふみふみすることが、子猫時代のなごり。母親のように感じている飼い主とふれ適してるうち、なんとなく赤ちゃん気分に戻ってしまうのでしょう。
⑨ おとなしく抱っこされる。
抱っこは体の自由が奪われているので、たいていの猫は抱っこが嫌いです。しかし、大好きな飼い主の心地よい抱っこなら、おとなしくしているものでしょう。
⑩ おなかを見せる。
猫がおなかを見せつけちゃっているのは、心を許した人の前でしかしないしぐさです。警戒心がぜんぜんなく、 安心してるということです
まとめ
猫ちゃんは警戒心が強くても、安心できる人・・・飼い主さんには甘えたいものなのです。
なぜなら、親猫がわりに育ててくれた飼い主さんを、本当の親だと思っているのです。
ただ、飼い主さんに甘えたかと思えば、妙にそっけないこともあったりします。
そんな態度に不安を感じるかもしれません。
しかし、いつも一緒にいてくれる飼い主さんのこと信頼していることは間違いありませんので、ご安心ください。
大好きな猫ちゃんとハッピーライフを是非楽しんでください。