
それでは今回は、猫のマイペースな気持ちから、ニャドラー心理学を進めていきたいと思います。
今回のニャドラーでは
- ちょっと落ち込んでいる人
- 仕事で緊張して不安な人
そんな人向けに書かれている記事です。
それでは早速、ニャドラー心理学を楽しんでいってください♪
自己理解と勇気づけ🐾自分のペースでいけばいいにゃ~🐾
【悩み相談】
本当の自分を、だれもわかってくれません・・・(´;ω;`)
【🐾ぬこちゃんの解答🐾】
自分で、自分をわかっていれば、それで十分なんじゃにゃい(*'ω'*)?
🐾ニャドラー心理学の先生より🐾
自分のことを一番わかってあげれるのは「自分」です。
アドラーは、自分を元気に出来るログセを持つようにといっているのです。
こいつを「自己勇気づけ」といいます。
ネコだってちょっと不安なときは 「出来る、出来る」ってわたしにいい聞かせてがんばっていますのです。
(たぶん)。
わかってもらえないと思っているのは、皆もいっしょ。
「わかってくれない」と困ってるのは、あなたの家のネコも同じかもしれない。
真面目な飼い主さんほど、「ネコの飼い方」の本を一読しましたり、獣医さんの言う訳をそのまんま守ったりするだけで、大切なネコちゃんにかえって苦しい思いをさせていることがあるのです。
ネコということは、一匹一匹の違いがとってもでかい動物です。
遺伝的に多様で、おのおの「まるで違う」ため、「ネコの飼い方」はなかなかマニュアル化できまネコと接した経験が増えるそしたら増えるほど、「ネコはこうするならばよい」というアドバイスはできませんことを、身をもちまして学ぶことになるはずなのです。
一例をあげるとネコの飼い方の本を見てみますと、ネコは1匹で過ごすのが苦になることはないらェビやイカなどは与えてはいけないなどと書いていたりします。
地域の獣医さんに質問してみると、同じような答えかもしれません。
確かにある意味、すべてのネコに共通する特徴です。
しかしながら、その特徴が、あなたの家のネコにも当てはまるかどうかは、別問題。
また、ネコは身体的特徴を見ても、それぞれが個性的です。
突然ですけど、ネコの足に、指が何本あるかご存知いますか?
基礎的には前足に5本と後足に4本です。
でも、一匹一匹ネコを捕まえてチェックしていくと、指が4本でも5本でもない子に当たり前のように出会います。
6本、ときは7本の子も珍しくなくなったのです。
ネコにとってはそれが普通です。
次みたいに、 個体ごとの差が激しいのがネコの特徴つまり、 飼い主さんは、「あなたの飼っているネコをよく見て、よくご存知あげること」を心がけてください。
そうしてネコが、獣医さんが指導してくれたことや本一に書かれていることとは違う行動をし始めても、危険でない限りは、その子のしてることや好みを尊重してあげてほしいと思います。
だれよりもその子のことをわかってあげれるのは飼い主です。
常に「この子の場合はどうなっているのか」という目線で、ネコのことを観察してください。
いつもあわせている飼い主のほうが、あなたのネコについてはずっと詳しいはずだからだ。
付け加えると、この「ネコのルール」は、イヌには通用していない。
イヌはあまり例外のない動物だから、飼い方の本や獣医さんの話をよく守りましょう。
猫はそれぞれ「ホーム」をもっている。【🐾猫の心理🐾】
「地域猫」という言葉を聞いたことありますか?
ある意味、特定の飼い場主のもとに定住せず、あらゆる家に顔を出してる猫のことです。
「地域」という言葉のとおり、猫は住み着いた地域で、何年どころでなく、何世代も暮らします。
次みたいにお話しすると、すべての方は、「それがその猫ちゃんの縄張りってことですよね ?」という解釈をします。
しかしながら、私たちが考える「縄張り」と猫の「ナワバリ」はビジョンが違うことがまったくだから、猫のことを正しく理解するために、一緒のものと考えない方がいいでしょう。
私たちが通常「縄張り」というとき、たいてい「広げたり」「奪ったり」といったイメージになります。
「ここはわしらの縄張りじゃ!」と、侵略してくる他者を追い出すような、ネガティブなビジョンです。
しかし猫のナワバリはぜんぜん別です。
それでここでは、猫のナワバリを、仮に「ホーム」という言葉を使ってお話しすることにしよう。
猫のナワバリの考え方
猫が守ってる「ホーム」は、「自分たちが生きるための必要最低限の場所」です。
つまり、むやみやたらと広げようとするだけはありませんし、他の猫の場所を積極的に奪うこともしていない。
私どもの「マイホーム」に近い感覚です。
そんな場所でエサを確保し、幸せに生きていくために最低限必要としていて、自分の愛着ある場所、それが猫の「ホーム」なんです。
付け加えると猫は母系社会で、ホームは代々、母猫から娘猫へと受け継がれることが多くなったのです。
猫は一度に複数のオスの子どもを産みますから、家族は母親の遺伝子でつながっています。
オスはメスの「ホーム」にその都度実践してくるわけです。
通い婚が主流だった『源氏物語』の価値観に近かもしれないですね。
恋の季節になると、オスは数匹のメスの「ホーム」を積極的に移動しているようです。
メス猫の小さな「ホーム」を、オス猫が放浪したりするようなイメージです。
「室内で飼われる猫は家を「居心地のいい場所」としまして、地域で飼われる猫は地域を「居心地のいい場所」として、おのおの暮らしていますのです。
なお、猫はそれぞれホームを持つだけでではなく、地域の猫たちが一堂に集まれている共有地も持っています。
そこで安定的にくり広げられてるのが、「猫の集会」です。
何をするわけでもなく集まって座っているだけなんですけど、集会はうっすらとした共同体です。
その集会では、お互いに傷つけない、コントロールしすぎない、尊重し合う、外部からの危険には連帯して自分たちを守る 問という重要な確認が行なわれると思います。
まとめ
猫は基本的に、自分で自分のことが解っていればいいのです。
例えば、先程の記事の内容で、争いをしてまでナワバリを広げたりしません。
自分が生きていける分だけあれば十分だと思っているからです。
見栄や嘘の姿はありません。
そんな、猫のような、ありのままも気持ちで生きていけたら、心の負担が少し軽くなるかもしれませんね。